苦労の耐えない業界はいくつかありますが、そこには共通点があるようです。例えば、介護や医療、IT業界は、残業が多く、それを苦痛に感じている人は少なくありません。残業をすれば、その分だけ手当がつきますが、職場に拘束され時間は長くなり、プライベートな時間は削られてしまいます。また、自宅に帰る時間が遅くなれば、寝る時間も短くなりますので、翌日にも疲れが残ってしまい、体調管理も難しくなってしまいます。過剰残業の目安としては、1ヶ月に100時間の残業をするような職場は、過労死の危険性も高まりますので、早急な対策が必要でしょう。

それから、社員間のコミュニケーションが良くない職場も長くいると苦痛の原因になりかねません。職場の人間関係がギクシャクしていると仕事にも大きな影響を与えてしまいます。連絡がスムーズにいかず、仕事が円滑に進まなくなるばかりか、お互いに悪口を言ったりする場合は、場の雰囲気が悪くなったり、ストレスが溜まって気苦労を感じてしまいます。気持ちよく働くためには、人間関係や円滑なコミュニケーションが図れる環境かどうかも重要になります。

また、人手不足が深刻な業界も注意が必要です。適切な人員が確保されていない職場の場合は、少ないスタッフで仕事をこなすことになってしまいます。そうなると、一人ひとりの仕事量が多くなってきて、残業を強いられることになりかねません。人件費を減らすためにわざと人手を減らしている職場もあるようです。

今回話したことは仕事がきついと感じるほんの一例ですが、もしも労働環境が自分の限界を超える劣悪な環境だった場合は、我慢は禁物です。自身がパンクする前に、転職を考えたほうが良いかもしれません。3Kといわれるような辛い仕事と、そこから抜け出す方法が書かれたこちらのサイトにも、転職について触れている記事があるので、ぜひ参考にしてみてください。